2015年03月07日
水中写真を始めて・・
こんにちは カマタです
ここ最近、梅雨かっ
ってぐらい毎日天気が悪い奄美です
週間予報や天気図とにらめっこしながら新マリン号の回航を考えていますが・・・
来週も厳しいかもしれませんね
天気悪くても海が穏やかならなんとかなるのですけどね~
早く来てほしい事を願うばかりです。
さて・・・
今日は私の水中写真遍歴についてお話ししたいと思います。少し長くなるかもしれませんがご了承くださいませ
カメラや水中写真に興味の無い方はスルーしてくださいませ(笑)
ダイビングを始めて20年弱、イントラになって18年になります。
水中写真を始めたのはイントラになる少し前なのでこちらも約20年でしょうか・・・(あらためてみると・・長ッ
)
もちろん当時は今みたいなデジカメでは無いです。フイルムカメラですよ
種類の方も少なくて
水中専用カメラか今と同じく陸上カメラをハウジングに入れて使うかです。
とっても手軽な感じですと使い捨てカメラ「写るんです」を専用防水ケースに入れて!ってのもありました(笑)
今に比べるとレパートリーがとっても少ないしコスト的にも気軽にって感じじゃなかったです。
「写るんです」は安価ですけど・・・防水ケースってだけなので実質ダイビングでの使用は難しいので
エントリーモデルで比較的安価なものですと、ニコノスⅤってのが有名でした(今でも現役で使えます)
カメラメーカーのニコンから出ている水中専用カメラです。
行きつけのショップでレンタルがあったので購入はしていませんが、私も初めて使った水中カメラがこれです。

もちろん嬉しくって魚とか人とか撮りまくりました(笑)フイルムなので最高でも1DIVE36枚ですけどね
写真屋さんに現像にだして写した写真を見たときに唖然
なんじゃこれ・・・何を写したか解るような写真が数枚で後は真っ暗とか何を写したのかも解らないような写真のオンパレード
いやーーー水中写真って難しぃ~んだぁってのが率直な感想でした。
今から思えば当たり前の事なのですが、当時のカメラって俗に言うバカチョンカメラで今だと当たり前のようについている
オートフォーカス機能なんてついていません。カメラがピントを合わしてくれないのでピントが合った写真が無いのは当然です
もちろん手振れ補正なんてのもついてないのでピントが合ってないわ手振れしてるわって感じなのでまともな写真になる訳がないです
それでも奇跡的に何枚かは撮れてるので、それはそれで楽しかったですね(笑)
しばらくして同じショップに来ているお客さんが海外ツアーで写した写真を見せてもらった時に
あまりに綺麗な写真に感動しました。どうすればこんな綺麗な写真が撮れるのか気になり聞いたところカメラの性能が良いから!って・・
そのお客さんの持っていたカメラがこれニコノスRSです。

当時ニコンが出した水中専用全自動1眼レフカメラです。数年で生産中止になりましたが伝説の名機ですね
たしかその時はまだ市場にも普通に出回っていたけど、なんやかんやで約50万!そんなの買えねーーって感じでした
(その数年後は3~4倍まで価格が跳ね上がり手に入れるのは至難の業になりなしたが・・・・)
なんとか綺麗な写真を撮りたい!って思いが強くなり色々と方法を調べたりしました
陸上カメラで比較的安価な全自動1眼レフってのも売ってましたが、それに合うハウジングが製造されていませんでした。
市販されているハウジングに合うカメラを探すしか方法は無かったのです。
それでもハウジングだけで20万ほどするし今みたいに内臓ストロボとか対応していません
ストロボやらなんやら買ってカメラ本体も買えば結局3~40万です。あと少しでニコノスRSが買えるのですが
その時はニコノスRSの価値もわかっていなかったし、少しでも安くおさめたかったので
今みたいにネットとかも主流じゃないので中古カメラ店をいくつもはしごして見て回りました(笑)
当時の行きつけのショップイントラもそんなカメラに精通しているスタッフは居ないし
高額な買い物なので失敗はしたくないし・・・って感じで雑誌の情報やカメラ屋さんで聞いたり
ダイビング雑誌でプロカメラマンが使ってる機種とか雑誌に載ってるデータ等を参考にして初めて購入したカメラがこれ
ニコンF4

大阪の日本橋で中古品を探しまくって購入(それでも本体だけで約10万ぐらいしたと思います)
初めての1眼レフ
そりゃ嬉しくって・・嬉しくって・・でも買ったのは本体だけなので写すことは出来ません
レンズも買わないと陸上ですら使い物になりません(笑)
そういってもレンズも安くないし・・水中で使うことを前提に考えるならワイドかマクロです。
かなり悩んだのですが・・とりあえず今までカメラに興味も無かったし1眼レフを買ったのは良いが使いこなせるのか?
って思ったのでよくあるズームレンズを購入しました。
はい予想通り実際使ってみてチンプンカンプンです。たしかにオートフォーカスなのでピントは合わしてくれますよ
でもね・・・絞りって何?シャッタースピードって何?ですよ(笑)
使ったことがあるカメラって陸上でもバカチョンカメラしか使った事がないんですよ・・
このF4って機種はマニュアル操作に特化した機種なのでカメラに詳しい方(プロ等)からするとそりゃ最高品でしょう
でも・・ど素人からするとまさに豚に真珠です(笑)
使いこなす為に色々勉強しました(汗)
なんとか使えるようになりハウジングも購入する事になり始めて海に持っていくようになるまで約1年(笑)
当時はマクロにはまったく興味が無かったので、購入したレンズは16mmフィッシュアイ
ストロボはニコンのスピードライト105を1灯
当時は水没時の保険も少なくて高額な保険料・・・
でも入らないと買い替える事なんて出来ません
やっと綺麗な写真が撮れる期待感と水没する不安感とで訳が分からない状態でしたが(笑)
潜った海が透明度の良くない和歌山の白浜の海でしたが大満足です
初めて使ったニコノスVとは比べ物にならない写真(それでも今から思えばあんまりいい写真では無いけど)
綺麗な海で写真を撮りたい!初めて感動を覚えたニコノスRSで写した写真を見た時の写真が俺にも撮れる!
そのおかげで・・これからどっぷり水中写真にハマって行くわけですよ(笑)
おっと・・・
これだけでもかなり長い文章になりましね 汗
まだまだ長くなるので今日はここまでにします。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
カメラの話になると思い入れが強い分長くなってしまいます(笑)
でも・・まだ続くので次回もお楽しみに!

ここ最近、梅雨かっ


週間予報や天気図とにらめっこしながら新マリン号の回航を考えていますが・・・
来週も厳しいかもしれませんね

天気悪くても海が穏やかならなんとかなるのですけどね~
早く来てほしい事を願うばかりです。
さて・・・
今日は私の水中写真遍歴についてお話ししたいと思います。少し長くなるかもしれませんがご了承くださいませ
カメラや水中写真に興味の無い方はスルーしてくださいませ(笑)
ダイビングを始めて20年弱、イントラになって18年になります。
水中写真を始めたのはイントラになる少し前なのでこちらも約20年でしょうか・・・(あらためてみると・・長ッ

もちろん当時は今みたいなデジカメでは無いです。フイルムカメラですよ

種類の方も少なくて
水中専用カメラか今と同じく陸上カメラをハウジングに入れて使うかです。
とっても手軽な感じですと使い捨てカメラ「写るんです」を専用防水ケースに入れて!ってのもありました(笑)
今に比べるとレパートリーがとっても少ないしコスト的にも気軽にって感じじゃなかったです。
「写るんです」は安価ですけど・・・防水ケースってだけなので実質ダイビングでの使用は難しいので
エントリーモデルで比較的安価なものですと、ニコノスⅤってのが有名でした(今でも現役で使えます)
カメラメーカーのニコンから出ている水中専用カメラです。
行きつけのショップでレンタルがあったので購入はしていませんが、私も初めて使った水中カメラがこれです。

もちろん嬉しくって魚とか人とか撮りまくりました(笑)フイルムなので最高でも1DIVE36枚ですけどね
写真屋さんに現像にだして写した写真を見たときに唖然

なんじゃこれ・・・何を写したか解るような写真が数枚で後は真っ暗とか何を写したのかも解らないような写真のオンパレード
いやーーー水中写真って難しぃ~んだぁってのが率直な感想でした。
今から思えば当たり前の事なのですが、当時のカメラって俗に言うバカチョンカメラで今だと当たり前のようについている
オートフォーカス機能なんてついていません。カメラがピントを合わしてくれないのでピントが合った写真が無いのは当然です
もちろん手振れ補正なんてのもついてないのでピントが合ってないわ手振れしてるわって感じなのでまともな写真になる訳がないです
それでも奇跡的に何枚かは撮れてるので、それはそれで楽しかったですね(笑)
しばらくして同じショップに来ているお客さんが海外ツアーで写した写真を見せてもらった時に
あまりに綺麗な写真に感動しました。どうすればこんな綺麗な写真が撮れるのか気になり聞いたところカメラの性能が良いから!って・・
そのお客さんの持っていたカメラがこれニコノスRSです。

当時ニコンが出した水中専用全自動1眼レフカメラです。数年で生産中止になりましたが伝説の名機ですね
たしかその時はまだ市場にも普通に出回っていたけど、なんやかんやで約50万!そんなの買えねーーって感じでした
(その数年後は3~4倍まで価格が跳ね上がり手に入れるのは至難の業になりなしたが・・・・)
なんとか綺麗な写真を撮りたい!って思いが強くなり色々と方法を調べたりしました
陸上カメラで比較的安価な全自動1眼レフってのも売ってましたが、それに合うハウジングが製造されていませんでした。
市販されているハウジングに合うカメラを探すしか方法は無かったのです。
それでもハウジングだけで20万ほどするし今みたいに内臓ストロボとか対応していません
ストロボやらなんやら買ってカメラ本体も買えば結局3~40万です。あと少しでニコノスRSが買えるのですが
その時はニコノスRSの価値もわかっていなかったし、少しでも安くおさめたかったので

今みたいにネットとかも主流じゃないので中古カメラ店をいくつもはしごして見て回りました(笑)
当時の行きつけのショップイントラもそんなカメラに精通しているスタッフは居ないし
高額な買い物なので失敗はしたくないし・・・って感じで雑誌の情報やカメラ屋さんで聞いたり
ダイビング雑誌でプロカメラマンが使ってる機種とか雑誌に載ってるデータ等を参考にして初めて購入したカメラがこれ
ニコンF4
大阪の日本橋で中古品を探しまくって購入(それでも本体だけで約10万ぐらいしたと思います)
初めての1眼レフ
そりゃ嬉しくって・・嬉しくって・・でも買ったのは本体だけなので写すことは出来ません

レンズも買わないと陸上ですら使い物になりません(笑)
そういってもレンズも安くないし・・水中で使うことを前提に考えるならワイドかマクロです。
かなり悩んだのですが・・とりあえず今までカメラに興味も無かったし1眼レフを買ったのは良いが使いこなせるのか?
って思ったのでよくあるズームレンズを購入しました。
はい予想通り実際使ってみてチンプンカンプンです。たしかにオートフォーカスなのでピントは合わしてくれますよ
でもね・・・絞りって何?シャッタースピードって何?ですよ(笑)
使ったことがあるカメラって陸上でもバカチョンカメラしか使った事がないんですよ・・
このF4って機種はマニュアル操作に特化した機種なのでカメラに詳しい方(プロ等)からするとそりゃ最高品でしょう
でも・・ど素人からするとまさに豚に真珠です(笑)
使いこなす為に色々勉強しました(汗)
なんとか使えるようになりハウジングも購入する事になり始めて海に持っていくようになるまで約1年(笑)
当時はマクロにはまったく興味が無かったので、購入したレンズは16mmフィッシュアイ
ストロボはニコンのスピードライト105を1灯
当時は水没時の保険も少なくて高額な保険料・・・
でも入らないと買い替える事なんて出来ません

やっと綺麗な写真が撮れる期待感と水没する不安感とで訳が分からない状態でしたが(笑)
潜った海が透明度の良くない和歌山の白浜の海でしたが大満足です

初めて使ったニコノスVとは比べ物にならない写真(それでも今から思えばあんまりいい写真では無いけど)
綺麗な海で写真を撮りたい!初めて感動を覚えたニコノスRSで写した写真を見た時の写真が俺にも撮れる!
そのおかげで・・これからどっぷり水中写真にハマって行くわけですよ(笑)
おっと・・・
これだけでもかなり長い文章になりましね 汗
まだまだ長くなるので今日はここまでにします。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
カメラの話になると思い入れが強い分長くなってしまいます(笑)
でも・・まだ続くので次回もお楽しみに!
Posted by よいこダイビングリゾート at 16:08│Comments(0)